日本味と匂学会誌について
日本味と匂学会(JASTS)では、1994年より、「日本味と匂学会誌(味と匂誌)(英名:The Japanese Journal of Taste and Smell Research (Jpn J Taste Smell Res))」を年2回(春・秋)発行し、JASTS会員に配布しています。学術大会や関連のシンポジウムに関する総説、お知らせなどを収載しています。また原著論文投稿も受け付けていますので、奮ってご投稿ください。
詳しくは投稿規定・執筆要領をご覧ください。
なお2024年より、味と匂誌は冊子形態から電子書籍へと移行しました。バックナンバーよりご覧ください。
味と匂誌本文の閲覧には、会員へ発行されるパスワード等が必要です。パスワード等が不明の方は事務局までお問い合わせください。会員各位「PW送付先メールアドレス登録のお願い」
味と匂誌Vol.4(1997年)~22(2016年)のNo.3、及びVol.24(2018年)~27(2020年)の特集号(大会プロシーディングス)は、大会の発表内容に関する短報集ですが、現在、公開していません。
最新号31巻 2号(2024年11月)
目次
31巻2号 2024年11月
・コロナ禍が終焉し、会長の任務を全うし、皆様に感謝!:吉原良浩
特集:人文・社会科学系の味嗅覚研究の現在
・特集にあたって:鈴木 隆
・哲学と美学における味覚と嗅覚のありかた–口と鼻は主観的でありながら客観性をもち得るか:岩﨑 陽子
・嗅覚アート:匂いで表現すること:上田 麻希
・歴史学からみる味嗅覚–産業化による感覚体験の変化を事例に:久野 愛
・嗅覚研究としての香道研究の可能性:鈴木 隆
総説
・甘味受容体の動的活性化機構および pH 感受性機構:實松 敬介・重村 憲徳
・風味知覚における嗅覚経路の差異と神経回路機構:塩谷 和基・青木 豪太
・嗅覚系を介した先天的防御行動の神経基盤:香取 和生・竹内 春樹
海外だより
・アメリカ留学 1 年半:大野 雄太
・ニューヨークマンハッタン Dayu Lin 研究室におけるポスドク生活を終えて:小坂田拓哉
研究室紹介
・兵庫医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 嗅覚味覚センター:任 智美
技術ノート
・嗅覚誘発電位の計測と解析:加藤 麦彦・岡本 雅子
・日本味と匂学会と学会誌―その歴史:長井 孝紀
・原田秀逸先生を偲んで:硲 哲崇
若手の会のページ:若手の会第 3 回リトリート開催報告
書評
・「植物の香り」のサイエンス なぜ心と体が整うのか:塩田清二・竹ノ谷文子(著) NHK出版 2024 年:吉井 文子
2025 年度日本味と匂学会第 59 回大会(大阪)のお知らせ(第一報)
学会事務局報告
・2024 年度 第 2 回運営委員会 議事録
・2024 年度 第 3 回運営委員会 議事録