目次
巻頭言
総説特集 伝統食品の科学—ルーツ、おいしさ、機能
- 特集にあたって 西村 敏英
- 石川県の伝統食品—能登のイシル(魚醤油)のうま味と機能性 道畠 俊英
- 沖縄の伝統発酵食品—豆腐ようの歴史と機能成分 安田 正昭
- 福井の伝統食品—マサバの「へしこ」と「なれずし」のおいしさと機能性 赤羽 義章・伊藤 光史
- 納豆の歴史と機能成分 須見 洋行
- 味噌の歴史と機能成分 川野 一之
- 昆布の健康機能成分—アルギン酸とフコイダン 青木 央
- 脳からみた蛋白栄養状態とうま味嗜好性との関係 鳥居 邦夫
総説
- 活動電位を発生する味細胞は味覚情報伝達経路の起始点となりうる 吉田 竜介・安松 啓子・二ノ宮裕三
- 味蕾内の味情報伝達機構 吉井 清哲・大坪 義孝・熊澤 隆
- 水棲から陸棲へ、嗅覚受容体の分子進化と遺伝子発現制御 廣田 順二
技術ノート
- 味覚修飾タンパク質ネオクリンのX線結晶構造解析 森田 悠治・阿部 啓子
- 光による味の脳機能マッピング 岡本 雅子・檀 一平太
感想記
- AChemS 29th annual meetingに参加して 中村 友美
海外こぼれ話
書評
- におい・香りの情報通信 國枝 里美
- 匂いと香りの科学 奥谷 文乃
- 生物物理学ハンドブック 神山 直也
研究室紹介
- 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所食品機能研究領域食認知科学ユニット 日下部裕子
- 神戸松蔭女子学院大学 人間科学部 生活学科 坂井 信之
コラム
研究助成公募案內
関連集会案内
- ソルト・サイエンス・シンポジウム 2007
- 第8回アロマサイエンスファーラム 2007「香りはヒトの生命をどこまで救うことができるか」
- 青森大学公開講演会「食と健康」
学会事務局報告
日本味と匂学会会員の皆様へ 二ノ宮裕三・宮元 武典・原田 秀逸
編集後記 柏柳 誠