学会誌3巻 2号(1996年8月)

目次

巻頭

  • 味と匂と人間生活—21世紀に向っての課題—  河村洋二郎

総説

  • 7回膜貫通型感覚レセプターの分子論  安岡 顕人・阿部 啓子・荒井 綜一
  • 哺乳類においてフェロモンとはどのような匂いか:用語論的観点からの再確認  上野 吉一

原著

  • 嗅覚障害者におけるニオイ刺激誘発反応  原田 博文・江浦 陽一・白石 君男・曽田 豊二・加藤 寿彦
  • ニオイの再認記憶に及ぼすラベルの影響  綾部 早穂・菊地 正・斉藤 幸子

特集

  • 「刺激受容における相互作用の発現機構のメカニズム」特集にあたって  二ノ宮裕三・荒井 綜一・栗原 堅三
  • 味覚における刺激物質間の相乗作用  栗原 堅三
  • 脊椎動物の味細胞応答のGMPによる修飾  宮本 武典・佐藤 俊英
  • 味覚の相乗効果発現機序に関する研究:味細胞内Caイオン濃度の変化を指標として  福田 敦夫・西野 仁雄
  • マウス味蕾細胞における味刺激応答の画像記録  林 由佳子
  • マウス味蕾細胞におけるアミノ酸の受容  杉本久美子
  • 昆虫を使ったうま味の行動学的研究:ヌクレオチド受容とグルタミン酸ナトリウムによる甘味増強作用  尾崎まみこ・尼川 大作
  • 味蕾内の伝達物質と細胞間の相互作用  長井 孝紀・Stephen D.Roper
  • 大腸菌アミノ酸感覚受容体の構造と機能  川岸 郁朗
  • グルタミン酸受容体と嗅覚情報処理  椛 秀人
  • 中枢ニューロンのグルタミン酸受容体チャネルの分子的多様性と機能  小澤 瀞司

技術ノート

  • 機器分析と香気評価法  下田 満哉・筬島 豊
  • 機器分析による香気評価—Aroma Extract Dilution Analysis法—  久保田紀久枝

感想記

  • 1995 International Symposium on Gustatory Signal Transduction Mechsnism in Nagasaki  佐藤 俊英
  • AChemS印象記  鈴木 祐子
  • AChemS印象記—番外編—  長田 俊哉

研究室紹介

  • 富山医科薬科大学第二生理学教室  小野 武年
  • 金沢医科大学第一生理学教室  小野田法彦
  • 電子技術総合研究所大阪ライフエレクトロニクス 研究センター嗅覚研究ラボ  外池 光雄

書評

  • 「脳と味覚—おいしく味わう脳のしくみ」  小川 尚
  • 「森の香り」  井濃内 順
  • 「香りの生理心理学」  外池 光雄

ニュースコラム

  • (1)「第73回日本生理学会大会、感覚合同グループディナー」、(2)「HFSP Joint Meeting 1996」、(3)「長野県臭気研究協会」

お知らせ

  • 学会誌編集委員会からのお知らせ
  • 学会事務局からのお知らせ
  • 訂正のお知らせ
  • 研究助成のお知らせ
  • 第30回味と匂のシンポジウム(1996年日本味と匂学会大会)のお知らせ(第2報)
  • 「味と匂のセミナー」開催のお知らせ
  • 1997年ISOT Meetingのお知らせ
  • 日本味と匂学会会則

編集後記

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