目次
巻頭
- 味と匂と人間生活—21世紀に向っての課題— 河村洋二郎
総説
- 7回膜貫通型感覚レセプターの分子論 安岡 顕人・阿部 啓子・荒井 綜一
- 哺乳類においてフェロモンとはどのような匂いか:用語論的観点からの再確認 上野 吉一
原著
- 嗅覚障害者におけるニオイ刺激誘発反応 原田 博文・江浦 陽一・白石 君男・曽田 豊二・加藤 寿彦
- ニオイの再認記憶に及ぼすラベルの影響 綾部 早穂・菊地 正・斉藤 幸子
特集
- 「刺激受容における相互作用の発現機構のメカニズム」特集にあたって 二ノ宮裕三・荒井 綜一・栗原 堅三
- 味覚における刺激物質間の相乗作用 栗原 堅三
- 脊椎動物の味細胞応答のGMPによる修飾 宮本 武典・佐藤 俊英
- 味覚の相乗効果発現機序に関する研究:味細胞内Caイオン濃度の変化を指標として 福田 敦夫・西野 仁雄
- マウス味蕾細胞における味刺激応答の画像記録 林 由佳子
- マウス味蕾細胞におけるアミノ酸の受容 杉本久美子
- 昆虫を使ったうま味の行動学的研究:ヌクレオチド受容とグルタミン酸ナトリウムによる甘味増強作用 尾崎まみこ・尼川 大作
- 味蕾内の伝達物質と細胞間の相互作用 長井 孝紀・Stephen D.Roper
- 大腸菌アミノ酸感覚受容体の構造と機能 川岸 郁朗
- グルタミン酸受容体と嗅覚情報処理 椛 秀人
- 中枢ニューロンのグルタミン酸受容体チャネルの分子的多様性と機能 小澤 瀞司
技術ノート
- 機器分析と香気評価法 下田 満哉・筬島 豊
- 機器分析による香気評価—Aroma Extract Dilution Analysis法— 久保田紀久枝
感想記
- 1995 International Symposium on Gustatory Signal Transduction Mechsnism in Nagasaki 佐藤 俊英
- AChemS印象記 鈴木 祐子
- AChemS印象記—番外編— 長田 俊哉
研究室紹介
- 富山医科薬科大学第二生理学教室 小野 武年
- 金沢医科大学第一生理学教室 小野田法彦
- 電子技術総合研究所大阪ライフエレクトロニクス 研究センター嗅覚研究ラボ 外池 光雄
書評
- 「脳と味覚—おいしく味わう脳のしくみ」 小川 尚
- 「森の香り」 井濃内 順
- 「香りの生理心理学」 外池 光雄
ニュースコラム
- (1)「第73回日本生理学会大会、感覚合同グループディナー」、(2)「HFSP Joint Meeting 1996」、(3)「長野県臭気研究協会」
お知らせ
- 学会誌編集委員会からのお知らせ
- 学会事務局からのお知らせ
- 訂正のお知らせ
- 研究助成のお知らせ
- 第30回味と匂のシンポジウム(1996年日本味と匂学会大会)のお知らせ(第2報)
- 「味と匂のセミナー」開催のお知らせ
- 1997年ISOT Meetingのお知らせ
- 日本味と匂学会会則
編集後記