概要
- 会期:2012年10月3日(水)〜5日(金)
- 会場:大阪大学コンベンションセンター
- 大会長:脇坂 聡(大阪大学大学院歯学研究科口腔解剖学第一教室)
- 懇親会:千里阪急ホテル2階 仙寿の間
プログラム
- 日本味と匂学会賞受賞者講演:人による味覚の数量化と食味評価
山ロ静子(味覚と食嗜好研究所)、座長:宮本武典(日本女子大学理学部物質生物科学科生体情報科学研究室)
- 日本味と匂学会功労賞受賞者講演:咽頭喉頭部および舌の化学刺激によるヒト随意性嚥下の促進
北田泰之(盛岡味覚・嚥下研究所)、座長:原田秀逸(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科口腔生理学分野)
- 招待講演
座長:脇坂聡(大阪大学大学院歯学研究科)、Functional roles of BDNF in the peripheral taste system. Christopher A. Nosrat (College of Dental Medicine and Graduate College of Biomedical Sciences, Western University of Health Sciences, Pomona, California, U.S.A.)
- 日本味と匂学会研究奨励賞受賞者講演(2題)
- 味覚受容に関与する分子の探索とその機能解析
日下部裕子((独)農業・食品産業技術総合研究機構食品総合研究所)、座長:阿部啓子(東京大学大学院農学生命科学研究科)
- 嗅覚障害の病態研究における分子イメージングの応用
志賀英明(金沢医科大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学)、座長:三輪高喜(金沢医科大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学)
- 日本味と匂学会論文賞(5論文)
- 酸味物質とATPは異なる味細胞で受容される
北田 亮、呉 性姫、林 由佳子(京都大学農学研究科農学専攻)
- クジラ類のうま味受容体TIR1の比較解析
内山 恵、中山結香、岩男俊介、海老原充(石川県立大学大学院生物資源環境学研究科食品科学専攻)
- 粉末飼料による飼育で引き起こされた脳室下層の神経新生および嗅覚機能の低下
宇津木千鶴、長田和実、笹島 仁、野ロ智弘、宮園貞治、松田光悦、柏柳 誠(旭川医科大学医学部歯科ロ腔外科講座、旭川医科大学医学部生理学講座神経機能分野、北海道医療大学歯学部ロ腔生物学系生理学分野)
- ニオイ分子のグラフ構造を利用したラット嗅球神経活動予測モデルの提案
曽 智、齋藤牧紀、辻 敏夫、栗田雄一、滝口 昇、大竹久夫(大阪大学大学院工学研究科、広島大学大学院工学研究院、金沢大学理工研究域、日本学術振興会)
- 加齢による味覚嗜好性の変化
乾 千珠子、上田甲寅、山本 隆、中塚美智子、安 春英、隈部俊二、岩井康智(大阪歯科大学口腔解剖学講座、畿央大学健康科学部)
- 若手シンポジウム(英語セッション): Factors other than taste and smell that affect feeding behavior(4題)
オーガナイザー・座長:乾 賢(大阪大学大学院人間科学研究科行動生理学)・上田甲寅(大阪歯科大学歯学部口腔解剖学講座)
- Laterality of predation behavior in a scaIe-eatingfish. Yuichi Takeuchi (Graduate School of Science, Nagoya University, JSPS research fellow-SPD)
- Enhancing effect of energy expenditure by TRPVI and TRPAI agonist derived from food ingredient. Yusaku Iwasaki, Toshihiko Yada, and Tatsuo Watanabe (Department of Physiology, Jichi Medical University School of Medicine, School of Food and Nutritional Sciences, University of Shizuoka)
- Endocrinal control of nutrional dependent feeding behavior in insects. Shinji Nagata (Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tbkyo)
- Neural mechanisms underlying food-entrainable circadian rhythms. Michihiro Mieda (Faculty of Medicine, Kanazawa University)
- 第5回日本味と匂学会アジア国際シンポジウム(英語セッション):Asian Symposium on Chemoreception(2題)
座長:宮本武典(日本女子大学理学部物質生物科学科生体情報科学研究室)・東原和成(東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻生物化学研究室)
主催:日本味と匂学会運営委員会、国際交流委員会
共催:味の素株式会社、株式会社資生堂、高砂香料工業株式会社)
- Food reward in the regulation of stress responses and psycho-emotional behaviors of rats with stress experience in early life. Jeong Won Jahng (Dental Research Institute, Seoul National University School of Dentistry, Korea).
- Crucial role of copper indetection of metal-coordinating odorants. Hanyi Zhuang (Department of Pathophysiology, Shanghai Jiao Tbng University School of Medicine, China)
- 味覚シンポジウム 「食べる」ことの仕組み:分子・脳・学習(4題)
オーガナイザー・座長:八十島安伸(大阪大学大学院人間科学研究科行動生理学)・谷口禎一(九州大学大学院理学研究院生物科学部門)
- レプチンによる皮質一皮質問の情報処理機構
小林真之(日本大学歯学部薬理学講座)
- 下顎と舌運動制御の神経機構
井上富雄(昭和大学歯学部口腔生理学講座)
- 鳥類の視床下部で発見した新規神経ペプチド前駆体遺伝子の機能解析−摂食調節に着目して−
浮穴和義、谷内秀輔、前嶋翔、古満芽久美、大山晴香、岩越栄子(広島大学大学院総合科学研究科)
- ショウジョウバエにおける内的栄養素要求度に依存した摂食行動の行動遺伝学的解析
谷村禎一、利嶋奈緒子(九州大学大学院理学研究院生物科学部門)
- 嗅覚シンポジウム:匂いが決める仲良しこよし(4題)
オーガナイザー・座長:尾崎まみこ(神戸大学大学院理学研究科)・神崎亮平(東京大学先端科学技術研究センター)
- オス蛾の性フェロモン選択性と高感度性の分子・神経基盤
櫻井健志、田渕理史、神崎亮平(東京大学先端科学技術研究センター、東京大学大学院工学系研究科)
- 匂いに対する先天的と後天的な恐怖を制御するメカニズム
小早川 高(大阪バイオサイエンス研究所神経機能学部門)
- 匂いによる社会コミュニケーション行動の制御
小早川令子(大阪バイオサイエンス研究所神経機能学部門)
- コロニー臭がとりもつ寛容・不寛容:社会形態の違うアリを比較して
小林 碧、辻井 直、佐倉 緑、坂本洋典、東 正剛、尾崎まみこ(神戸大学大学院理学研究科・京都工芸繊維大学ベンチャーラボラトリー,北海道大学大学院地球環境科学研究院)
- ポスターセッション|味関係81題、匂関係54題、計135題