大会情報1999年度日本味と匂学会第33回大会

概要

  • 会期:1999年10月6日(水)〜8日(金)
  • 会場:大田区民ホール アプリコ・(味と匂のセミナー会場)大田区民ホール 小ホール・(ランチョンセミナー)大田区民ホール
  • 大会長:鳥居 邦夫(味の素(株)中央研究所 主任研究員)
  • 懇親会:大田区民ホール 小ホール・展示室B

プログラム

  • シンポジウムI. 「味の世界」(4題)
    座長:栗原堅三(青森大学大学院環境科学研究科)、山本 隆(大阪大学人間科学部)

    1. 味蕾構造を保存しているマウス味蕾細胞の電位依存性チャネルおよび味応答
      吉井清哲(九州工業大学情報工学部)
    2. 味覚ニューラルコーディングチャネル:味細胞—味神経の選択的シナプス形成 二ノ宮裕三(朝日大学・歯・口腔生理学)
    3. The Cortical Representation of Taste and Flavour in Macaques and in Humans. Edmund T. Rolls (University of Oxford, Dept. Exptl. Psychol., U.K.)
    4. Mapping Genes Regulating Consumption of Taste Substances. Gary K. Beauchamp, Alexander Bacmanov and Michael Tordoff (Monell Chemical Senses Center, U.S.A.)
  • シンポジウムII.「匂の世界」(4題)
    座長:小野武年(富山医科薬科大学医学部)・渋谷達明(嗅覚味覚研究所)

    1. 哺乳類嗅球の匂い受容体地図
      森憲作(東京大学大学院医学系研究科、脳科学総合センター)
    2. 嗅覚記憶のシナプスメカニズム
      椛秀人(高知医大・医・第一生理)
    3. Development and Modification of Behavioral Responses to MHC Odortypes. Kunio Yamazaki (Monell Chemical Senses Center, U.S.A.)
    4. 嗅覚受容の分子生物学
      御子柴克彦(東京大学医科学研究所、理化学研究所脳科学総合研究センター)
  • シンポジウムIII.「食の世界」(4題)
    座長:鳥居邦夫(味の素(株)中央研究所)・伏木 亨(京都大学農学研究科)

    1. 味覚嗜好性発現の脳機序
      山本 隆(大阪大学人間科学部行動生理)
    2. Chemosensory Cues for Dietary Fat and Their Relationship with Dietary Fat Preference. Timothy A. Gilbertson (Pennington Biomedical Research Center, U.S.A.)
    3. Apolipoprotein AIV-A Potent Satiety Factor. Patrick Tso ( Department of Pathology, University of Cincinnati Medical Center, U.S.A.)
    4. 食物認知と摂食行動の神経機構
      小野武夫(富山医科薬科大学医学部第二生理学)
  • シンポジウムIV.「消費者が求める味と匂い」(4題)
    座長:栗原良枝(横浜国立大学名誉教授)、外池光雄(電子技術総合研究所)

    1. 味わう行為と嗜好の計量
      山口静子(東京農業大学応用生物科学部)
    2. 付香茶における香気の寄与と消費者嗜好
      王冬梅、小林彰夫、久保田紀久枝(お茶の水女子大学生活科学部食品化学)
    3. 消費者の視点煮立ったビールの官能評価
      横向慶子(キリンビール(株)マーケティング部商品開発研究所)
    4. Understanding Food Choice: Recent Developments in Consumer Science. Peter Leathwood ( Nestle Research Center, Switzerland)
  • 高砂研究奨励賞受賞者講演(2題)
    1. 甘味蛋白質および味覚修飾蛋白質の構造と機能
      韮沢 悟(農林水産省食品総合研究所酵素利用研究室)
    2. 哺乳類におけるフェロモン受容・識別機構
      稲村耕平(北海道大学大学院薬学研究科)
  • キリン賞(論文賞)受賞者講演|ラット軟口蓋の甘味受容(1題)
    原田秀逸、山口京子、笠原泰夫(鹿児島大学・歯学部・口腔生理)
  • ポスター|味関係71題、匂関係46題、計117題
  • ランチョンセミナー(3題)
    事務局:キリンビール(株)横向慶子

    1. のど越しの味
      真貝富夫(新潟大学歯学部)
    2. ビールのホップは苦いだけか
      大河内基夫(キリンビール(株)生産本部技術開発部醸造研究所所長)
    3. ビール、ワイン、清酒を比較する
      吉澤淑(東京農業大学応用生物科学部醸造学科)
PAGETOP