新着情報:お知らせ大会Proceeding集発行終了のお知らせ

令和3年10月21日

日本味と匂学会会員各位

日本味と匂学会運営委員会
日本味と匂学会誌編集委員会

日本味と匂学会誌「大会Proceeding集」の発行終了について

このほど、2016年より「大会Proceeding集」として発行を続けてきた大会論文集の発行を、2021年度で終了とさせていただくことにいたしました。

「大会Proceeding集」に関わる現状を総合的に考慮し、運営委員会と編集委員会で議論した結果、「大会Proceeding集」は大会論文集としての役割を終えたと判断し、発行中止が望ましいとの結論に至りましたことをご報告いたします。

大会Proceeding集の現状と存続に関するアンケート結果

  1. 近年、Proceeding集に掲載される演題数の割合が減少していた。特に2019年以降の減少は顕著で、全演題数に対するProceeding集の掲載演題の割合は、2019年(33/108;30%)、2020年(13/65;20%)、2021年(13/76:17.1%)であった。
  2. 近年の大会Proceeding集への掲載論文数減少の理由を調査するため、編集委員会から過去2年間(2019年、2020年)に原稿を掲載した会員、大会Proceeding集を購入した会員を対象にアンケート調査を行った。その結果、大会Proceeding集を必要とする理由は「学生のトレーニングに必要」「学生の記念のため」が多くを占めており、回答者の66%が大会Proceeding集の廃止による影響は無いと回答した。
  3. アンケートの回答率が9%(送信数162、回答数15)であったことからも、大会Proceeding集への関心の薄さが窺い知れた。

発行終了に伴う今後の対応について

  1. これまで同様、発表演題を論文として残すことを希望する会員への対応策として、大会翌年以降に発行される学会誌1号(例年5月頃発行)あるいは2号(例年11月頃発行)に、「短報」として投稿を受け付けることとする。
  2. 論文タイトル冒頭に、「短報:第XX回大会発表演題(仮)」と明記することで、大会発表の演題に基づく論文であることが判別できるようにする。
  3. 短報として受け付けるため、投稿された論文は査読を受けることになる。そのため、論文の掲載は必ずしも保証されるものではない。その一方、大会Proceeding集とは異なり正式な論文となるため業績として利用することが出来る。
  4. 投稿された論文の査読は、味覚演題の論文は味覚分野の学会会員から、嗅覚演題の論文は嗅覚分野の学会会員から、それぞれ2名を指名して行う。査読者の指名は編集委員会が行う。
  5. 今回の変更に対応するため、「日本味と匂学会誌」の投稿規定および執筆要領の「2.原稿」の内容を以下のように一部変更する。

現行

2. 原稿

1)原著および短報論文

  • 図、表および写真などを含め、原著は刷り上がり原則6ページ以内(約14,000字)、短報は刷り上がり原則4ページ以内(約9,200字)
  • 原稿の1枚目に、日本語で標題、著者名、所属、TEL、FAX、E-mail address(必須)を書く(メールアドレスのハイパーリンク機能を削除)。次に英語で題名、著者のローマ字名(First Last)、所属、住所を書く。脚注機能やテキストボックス機能は使わない。

改訂

2. 原稿

1)原著および短報論文

  • 図、表および写真などを含め、原著は刷り上がり原則6ページ以内(約14,000字)、短報は刷り上がり原則4ページ以内(約9,200字)
  • 原稿の1枚目に、日本語で標題、著者名、所属、TEL、FAX、E-mail address(必須)を書く(メールアドレスのハイパーリンク機能を削除)。さらに、日本味と匂学会年次大会の一般演題として発表した短報論文は、「第XX回大会発表演題」と記載する。次に英語で題名、著者のローマ字名(First Last)、所属、住所を書く。脚注機能やテキストボックス機能は使わない。

以上は第56回大会(2022年8月開催予定)発表演題より適用することとする。

以上

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