若手の会

JASTS若手の会とは

設立の背景と目的

JASTSでは若手研究者育成を目的として、これまでにも若手シンポジウムの開催、発表表彰、参加費支援などを行って参りましたが、若手間の交流そのものはありませんでした。そこで吉原良浩第10代JASTS会長の発案により若手研究者間の交流を促進すべく、「JASTS若手の会」ワーキンググループが2021年に立ち上がりました。その後明治大学助教の中北先生をはじめ9名の若手研究者を中心として若手の会実行委員が活動を開始し、2022年に初めて若手の会を開催するに至っております。

若手の会では、若手研究者間での研究面の交流の場のみならず、キャリアパスの相談の場、先輩研究者からアドバイス等をもらえる場を提供することで、若手の活躍の場を広げることを目的に活動を行っております。

「若手研究者」とは学生(学部生・院生)・博士研究員・企業研究者・助教を主な対象とする(但しPrincipal Investigator(PI)を除く)。

JASTS若手の会 会長挨拶

2025年からJASTS若手の会会長を拝命しました東京科学大学の岩田哲郎と申します。2022年に第1回を企画して以来、会長を務めていただいた中北智哉先生、村田航志先生、毎年参画いただいた運営委員の皆様の尽力で、これまで4回の若手の会(リトリート)を開催することができました。学生から助教・研究員世代までの、多彩なバックグラウンド(アカデミア・企業・臨床、多岐)の若手研究者のべ80名以上が参加し、研究だけではなく、キャリアパスや留学、ワークライフバランスなどいろいろな情報や悩みを共有、相談できる場として定着してきたように感じます。今後も、若手研究者どうしが互いにいい刺激を受け共同研究やキャリアアップ等のきっかけとなるような交流の場を企画し、味嗅覚研究の発展と学会の裾野の拡大により一層貢献することを目指してまいります。例年のリトリートの様子は学会誌でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひそちらもご覧いただけますと幸いです。

若手研究者の皆様に於かれましては、今後もJASTS大会前の若手の会にもご参加いただきたいと存じます。また、JASTS会員の皆様に於かれましては、今後ともご支援を賜るとともに、会員・非会員に限らずお知り合いの若手研究者にJASTS若手の会をご紹介いただけますと大変ありがたく存じます。

JASTS若手の会実行委員

氏名 所属
委員長 岩田 哲郎 東京科学大学 生命理工学院
副委員長 市沢 翔太 岩手大学 大学院連合農学研究科
書記 田窪 詠子  株式会社ACRO THREE ホリスティックリサーチセンター
会計 郷田 竜生 味の素株式会社
糸井川 壮大 大阪大学 蛋白質研究所
稲葉 明彦 大阪大学 大学院 理学研究科
上野山 怜子 岩手大学 農学部生命科学科
北島 誠司 味の素(株)食品事業本部食品研究所技術開発センター
塩谷 和基 名古屋大学 大学院生命農学研究科
中北 智哉 日本女子大学 食科学部食科学科
藤記 沙耶華  (株)ゼンショーホールディングス Z中央技術研究所
前川 文子 福井大学 学術研究院医学系部門
八木 徹哉 ハウス食品グループ本社(株)研究開発本部      

お問合せ・連絡先

委員長:岩田 哲郎
メールアドレス: tiwata[at]life.isct.ac.jp

(メールタイトルに「JASTS若手の会」をお付けください。)

最近の活動

第4回(2025年度)JASTS若手の会 リトリート(豊中)

日時: 2025年9月7日(日) 14:00 ~ 8日(月) 11:00
*日帰り参加の場合、解散は7日20時頃を予定しております

会場:パナソニックリゾート大阪(https://phio.panasonic.co.jp/resort/index.html
大阪モノレール 宇野辺駅から徒歩約10分
年会会場の大阪大学会館までは、大阪モノレール+徒歩で45分程度です。

プログラム:
招待講演: 山下 敦子 先生  大阪大学蛋白質研究所
実行委員によるトークセッション:
  田窪 詠子 株式会社ACRO THREE ホリスティックリサーチセンター
  郷田 竜生 味の素株式会社
  尾関 峻輔 株式会社ゼンショーホールディングス 中央技術研究所
 
ポスターセッション(参加者投票によるポスター賞あり)
夕食交流会、レクレーション(万博記念公園散策)

ポスター賞受賞者:
最優秀賞

朴依眞(東北大学)
「味覚障害改善を目的とした味覚リハビリテーションの持続的有効性と臨床実装」

優秀賞
川村文彦(公益財団法人東洋食品研究所)
(演題非公開)

森山さくら(大阪大学)
「嗅覚受容体とTRPV1 の機能的相互作用による匂い応答の調節機構の解析」

大林晶(大阪大学)
「ヒト嗅覚受容体のClass IとClass IIにおける匂い分子の特性の重複」

中野渡泰輝(筑波大学)
「ヌタウナギ嗅覚遺伝子の分子系統解析と発現解析:脊椎動物嗅覚受容体レパートリーの初期進化の解明に向けて」

参加費:
社会人 12,000円(1泊2食付き) / 日帰り(夕食付き)は6,000円
学生  10,000円(1泊2食付き) / 日帰り(夕食付き)は4,000円
※私費参加(所属機関から旅費支給のない方)でポスター発表される方には、先着10名に5,000円の参加費補助を支給します(社会人・学生共通)。
※味と匂学会非会員の方は上記金額に+1,000円となります。
※宿泊は相部屋が基本です。個室希望の場合は追加費用が発生します。


参加登録:
以下のGoogleフォームよりご登録ください。
https://forms.gle/Np7ZoVgwit74RRGS7

参加対象:
学生(学部生・大学院生)、博士研究員、企業研究者、助教などの若手研究者を主な対象としています。
なお、味と匂学会会員でなくても参加可能ですが、追加費用がかかります。この機会にぜひ入会をご検討ください。

参加登録締切:2025年8月17日(日)

開催案内や連絡にはSlackを併用いたします。ご登録メールアドレス宛にSlack招待をお送りしますので、ご確認・ご対応をお願いいたします。
また、参加者の皆さまには、事前に自己紹介シート(スライド1枚)のご提出をお願いしております。名刺代わりとしてご活用いただいておりますので、ご協力のほどお願いいたします。
若手の会実行委員一同、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

フライヤー:JASTSリトリート2025

問い合わせ先:村田航志(kmurata@u-fukui.ac.jp)

実行委員リスト(2024年11月~2025年10月)

氏名 所属
委員長 村田 航志 福井大学 学術研究院医学系部門
副委員長 松井 大 大阪大学 人間科学研究科
書記 田窪 詠子 株式会社ACRO THREE ホリスティックリサーチセンター
会計 郷田 竜生 味の素株式会社
糸井川 壮大 大阪大学蛋白質研究所
稲葉 明彦 大阪大学大学院 理学研究科
岩田 哲郎 東京科学大学生命理工学院生命工学系
上野山 怜子 岩手大学農学部生命科学科
北島 誠司 味の素(株)食品事業本部食品研究所技術開発センター
塩谷 和基 名古屋大学大学院生命農学研究科
中北 智哉 日本女子大学食科学部食科学科
藤記 沙耶華  (株)ゼンショーホールディングス Z中央技術研究所
八木 徹哉 ハウス食品グループ本社(株)研究開発本部

これまでの活動

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